フィリピンIT人材育成プロジェクト
フィリピンIT人材育成プロジェクト(フィリピンITHRDプロジェクト)とは、フィリピン大学IT研修センター(UP-ITTC)が産業界のニーズにあった IT(情報通信技術)研修を実施できるようになることを目標に、独立行政法人国際協力機構(JICA)とフィリピン大学(UP)の協力のもと、5年間(2004年7月20日から2009年7月19日)の計画で実施している技術協力プロジェクトです。
JICAは、本プロジェクト開始以来、UP-ITTC運営に必要な技術・能力移転のために、標記研修の実施に向けた講師の確保・育成、カリキュラム・研修コースの開発、産業界との連携構築活動、研修用機材の供与など様々な活動を行っています。

- 2009年4月3日以降の所在地
- 2/F Vidal A. Tan Hall, Quirino Avenue, corner Velasquez Street, University of Philippines, Diliman, Quezon City 1101, Philippines
- 教育実施設備
- 教室数6/184席(1席あたり1台のコンピュータ)
- (教室数8/236席へ拡充予定)
- 連絡先
- TEL:+63-2-920-2080
- FAX:+63-2-920-2036
- 英語版Webサイト
- http://ittc.up.edu.ph/
- 案内図
- フィリピン大学ディリマン校内のUP-ITTCへの順路図(JPEGファイル:260KB)
重要なお知らせ
フィリピン大学の新型インフルエンザに関する規制(2009年6月30日)
2009年6月30日現在、下記制限は緩和されています。フィリピン国外からの来訪者は、インフルエンザ様の兆候に対する到着後10日間のセルフモニタリングを行うことが義務づけられています(行動制限はありません)。ただし、感染の疑いが生じた場合、直ちに医師への相談、および7-10日間の自主的隔離が求められます。
2009年6月15日、フィリピン大学は、日本を含むフィリピン国外渡航歴のある方が大学へ来訪する場合、フィリピン到着後10日間を経ていることを条件とする(Individuals who have recent travel: Go on self-quarantine for 10 days from arrival to the Philippines.)ことを発表しました。
詳しくは、フィリピン大学から発出されたメモランダム原文(6月15日付け)をご参照ください。
UP-ITTCの新型インフルエンザへの対応(2009年6月25日)
- 感染が確認されている、および感染者との接触が確認された人物に対しては、7-10日間の自主的隔離を課します。
- ショートコース参加者で感染者への接触が確認された場合、自主的隔離の後、同じコースへの無償での振替を認めています。
- 職員で、感染者への接触が確認されたり、疑わしい体調不良の場合、有給での休暇を認めています。
- 疑わしい症状が見られる場合、その症状が回復するまで自主的隔離を課すことになります(感染していないことが確認された場合、直ちに自主的隔離を解除)。
- 職員もしくはフルタイムコース受講生の感染が確認された場合、UP-ITTC全体を一時休校とする予定です。
- ショートコース参加者の感染が確認された場合、各参加者に連絡のうえ当該クラスを2週間閉鎖します。また、担当教員および接触のあったスタッフに対して10日間の隔離措置を課します。
2009年度フルタイムコース開始の遅延(2009年6月8日)
2009年度フルタイムコースは2009年6月8日に開始される予定でしたが、高等教育委員会(CHED)からの勧告に従い、6月15日に開始することになりました。
2009年度フルタイムコース奨学金プログラム(2009年4月16日)
2009年度フルタイムコース奨学金プログラムの概要を掲載しました。(UP-ITTC奨学金制度についてのご案内)
日本語能力を推測するための参考資料として、日本語教育についての補足を掲載しました。
UP-ITTCの移転について(2009年3月26日)
UP-ITTCは、フィリピン大学ディリマン校(UP Diliman campus:ユービー ディリマン キャンパス)内にあります。
2009年4月3日以降、UP-ITTCの全ての機能が Vidal A.Tan Hall に移転されます。これまでのCSRCビルから300m程度の移動です。
フィリピン大学ディリマン校内における順路については、以下の順路図をご参照下さい。
- UP-ITTCへの順路図(更新)
- フィリピン大学ディリマン校内のUP-ITTCへの順路図(JPEGファイル:260KB)
- UP-ITTC紹介パンフレット(2009年4月17日版)
- UP-ITTC紹介パンフレット(PDFファイル:9.5MB)
- 本プロジェクトの経緯と今後について
- UP-ITTCの「これまで」と「これから」(長文)
- UP-ITTCについての英語での簡略な説明
- WikipediaでのUP-ITTCに関するエントリ
フィリピンソフトウェア産業協会(PSIA)日本語版Webサイト開設
フィリピンIT産業の動向を日本語でつかむことのできる貴重なWebサイトが開設されました。関係各所へのリンクも充実しています。(PSIA日本語版Webサイトへ)
プロジェクト実施の背景
フィリピンのIT産業といえば、パソコンやその周辺機器の製造・組み立てが多く、先進国の景気動向に影響されやすいという弱みを持っています。フィリピン国が国家政策として掲げる「IT立国」を実現するには、ソフトウェア開発などの付加価値の高いIT産業の育成が必要です。そのためには、外国企業などから技術を吸収することが1つの方法ですが、IT技術者の技術水準の低さから、この分野への投資が少ないのが現状です。
IT技術者の水準が低い理由として、年間3万人以上のIT人材を供給しているともいわれる既存の大学や専門学校には、質の高いIT研修コースが少ないことがあげられます。その結果、IT教育機関の卒業生とIT産業界が必要な人材との間で「需給に関する質的ギャップ」が生じているのです。こうした問題を解消し、今後フィリピン国のIT産業が発展していくために、本プロジェクトは実施されることになりました。

第6回Y4ITの開幕(2008年9月2日)
受賞歴など
フィリピンIT人材育成プロジェクトがJICA賞を受賞(2008年10月1日)
JICA賞は、JICAが実施する各種業務のうち、特に優秀な成果を収めた案件又は事業を優良事例として顕彰し、理事長表彰と併せてJICA内外へ広く通知することにより、将来における国際協力の一層の促進に寄与することを目的として設置されているものです。
2004年に続いて第2回目を迎えた今回、JICAにより世界中で実施されている技術協力・開発調査・無償資金協力等の各種事業から、JICA賞に本プロジェクトを含む19案件・特別賞2案件が選出されました。
"フィリピン国政府が進める情報通信技術分野への人材輩出にJICAが協力を行い、なおかつ産業界との連携モデルを構築し、良質なIT知識を持つ卒業生を輩出している" ことが本プロジェクトの受賞理由とされています。

JICA賞の授与(2008年12月4日)
Microcontroller Applications Design Competitionsにて受賞(2008年2月23日)
Microcontroller Applications Design Competitions (MADC)は、IEEEフィリピン支部、ZiLOG Electronics Philippines Inc.が主催する、オープンな学生向けコンテストです。2008年2月23日に、マニラ首都圏近郊のアラバンで開催されたコンテストにUP-ITTCエンベデッドシステム専攻の受講生が初めて出場し、MOBOT部門で第3位を獲得しました。(活動状況過去ログ当該記事)(IEEEフィリピン支部Webサイトによる大会の模様)
日本語弁論大会にてUP-ITTC受講生が審査員特別賞を受賞(2007年3月3日)
2007年3月3日に開催された、「2007 Nihongo Fiesta」(国際交流基金マニラ事務所主催)にて行われた第34回日本語弁論大会一般の部にて、UP-ITTCフルタイムコース受講生であるジョン・マービル・アンビントさんが審査員特別賞を受賞しました。(特設記事へ)
National Shoppers Choice Annual Awardsの受賞(2006年12月5日)
UP-ITTCは2006年度のNational Shoppers Choice Annual Awardsにて「No.1 IT Education Training Center in Philippines」として選出されました。(授賞式の様子へ)
朝日新聞(全国版朝刊)経済面記事「ソフト開発 人材の宝庫 フィリピン」への掲載(2006年11月2日)
ソフトウェアの開発拠点としてフィリピンが注目されている、という内容の記事です。この中で、UP-ITTCの紹介と所長へのインタビューが掲載されています。
更新情報
- 2009年6月26日
- 奨学金提供企業様による自社プレゼンテーションを実施しました(活動状況)
- 2009年6月15日
- 2009年度フルタイムコースが本日より開始されました。(活動状況)
- 2009年6月10日
- UP-ITTCは、ISO9001の取得に向けて活動を開始しました。(活動状況)
- 2009年6月8日
- フルタイムコースの入学式が6月8日から6月15日に変更されました。(活動状況)
- 2009年6月1日
- 5月25日から実施されているブリッジプログラム(フルタイムコース入学予定者向け事前補習プログラム)が折り返し点を迎えました。(活動状況)
- 2009年5月21日
- ショートコースの稼働状況が良好なため、全ての教室が週末を含めて利用されています。(活動状況)
- 2009年5月17-19日
- Strategic Planning Meetingをミンドロ島で行いました。(活動状況)
- 2009年5月15日
- 2009年6月9日から開始される時期フルタイムコース入学希望者に対するオリエンテーションを実施しました。(活動状況)
- JCC (Joint Coordination Committee)が開催されました。(活動状況)
- 2009年5月3日
- 独立行政法人国際交流基金から日本語講師補助として派遣されていた三宅絵梨さんの送別会がおこなわれました。(活動状況)
- 2009年4月30日
- フルタイムコース卒業式が開催されました。(活動状況)
- 2009年4月24日
- フルタイムコース卒業制作発表会がおこなわれました。(活動状況)
- 2009年4月23日
- FEについての補足を掲載しました。
- 2009年4月17日
- 日本語教育についての補足を掲載しました。
- 2009年4月16日
- 2009年度フルタイムコース奨学金プログラムの概要を掲載しました。(活動状況)
- 2009年3月26日
- 2009年度フルタイムコース入学試験状況の速報を掲載しました。(活動状況)
- 2009年3月20日
- 2008年12月7日に実施された日本語能力試験(JLPT)の結果を掲載しました。(活動状況)
- 2009年3月17日
- 2009年6月から開始される次年度フルタイムコースの第1回目入学試験(2009年2月21日)結果が公表されました。(活動状況)
- 2009年3月16日
- 本Webサイトの更新を再開しました。UP-ITTCでは、移転に伴う機材の移動を段階的に開始しています。(活動状況)
- 2009年2月17日
- 2009年度フルタイムコース入学試験の暫定的な日程が公表されました。現時点での申し込み者は昨年同期の1.5倍程度です。(活動状況)
- 2009年2月10日
- e-Service Philippines 2009視察団がUP-ITTCヘ来訪されました。(活動状況)
- 2009年1月13日
- 2008年8月15日に本プロジェクトに来訪された、平成20年度ODA民間モニターの報告書が外務省のWebサイトにて公開されました。(活動状況)
- 2009年1月9日
- フィリピンBPO業界の2009年成長予測についての新聞記事をご紹介します。(活動状況)
- 2008年12月18日
- UP-ITTCの2008年内の授業は終了し、本日クリスマスパーティを開催しました。2009年1月5日に講義は再開されます。(活動状況)
- 2008年12月17日
- フィリピン大学のランタンパレードに出場しました。(活動状況)
- 2008年12月16日
- フルタイムコース奨学金拠出が確定しました。(活動状況)
- 2008年12月4日
- Testimonial Dinner(謝恩晩餐会)を開催しました。(活動状況)
過去の更新情報
- 過去の活動状況について
- 過去ログインデックス(一覧)からたどることができます。
今後の予定
- 2009年7月3日
- プロジェクト最終レポートレビュー
- 2009年7月19日
- 本プロジェクト終了