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UP-ITTCでの研修コース
研修コース概要
2005年6月からUP-ITTCが提供しているIT研修は以下のカテゴリに分けられます。
- フルタイム研修
- ショート(パートタイム)研修
- 特別セミナー
1.フルタイム研修
本プロジェクトにおける主な技術移転対象となっている研修コースです。
1年間(4学期制)で実施。受講するには入学試験に合格する必要があります。入学試験および学期開始後の成績が優秀だと認められた受講生には、スポンサー企業から寄せられた奨学金への申込みが可能となります。
奨学生は、UP-ITTCの講師などによる推薦を受け、それぞれの奨学金提供企業による審査を経て決定され、1年間(4学期分)の奨学金を得ながら研修に専念することができます。
- コースの説明:UP-ITTCによるフルタイムコースの説明(英文)
- カリキュラム詳細:UP-ITTC FAQ(英文)よりダウンロードできます。
- 奨学金制度の解説:奨学金制度について(日本語)
2005年6月の開講以降、3年間で140名余の卒業生を産業界に輩出し、現在は90名強の受講生が研修に励んでいます。
- 2008年度フルタイム研修(2008年6月10日入学/実施中)
- 2007年度フルタイム研修実績(2007年6月12日入学/2008年5月5日卒業)
- 2006年度フルタイム研修実績(2006年6月5日入学/2007年4月27日卒業)
- 2005年度フルタイム研修実績(2005年6月6日入学/2006年4月24日卒業)
企業の即戦力となる人材を輩出するために、IT技術のみならず、年間を通じてITビジネススキル(コミュニケーションスキル、会計、プロジェクトマネジメントなど)、日本語の研修(年間400時間)を実施します。卒業時には日本語能力試験(JLPT)3級取得を目指します。
日本語能力試験(JLPT)とは、日本国内および海外において、原則として日本語を母語としない人を対象として日本語の能力を測定し、認定することを目的として行う試験です。日本国内では財団法人日本国際教育支援協会が、日本国外では独立行政法人国際交流基金が現地機関の協力を得て実施しています。
独立行政法人国際交流基金:日本語能力試験のひろば:日本語能力試験についてより引用
また日本-フィリピン両国間で相互認証を行っている、日本の情報処理技術者試験(基本情報処理技術者:Fundamental Engineer:FE)に準拠したカリキュラムに基づく研修を行い、同試験合格を目指します。
情報処理技術者試験は、「情報処理の促進に関する法律」に基づき経済産業省が、情報処理技術者としての「知識・技能」の水準がある程度以上であることを認定している国家試験です。情報システムを構築・運用する「技術者」から情報システムを利用する「エンドユーザ(利用者)」まで、ITに関係するすべての人に活用いただける試験として実施しています。特定の製品やソフトウェアに関する試験ではなく、情報技術の背景として知るべき原理や基礎となる技能について、幅広い知識を総合的に評価しています。
情報処理技術者試験センター:試験の概要より引用。海外と日本との情報処理技術者試験の相互認証については、本サイト内の背景と沿革:日本のODA政策での位置づけ:アジアITスキル標準化イニシアティブをご参照ください。
各学期(四半期)は10週間より成ります。「日本語」「IT技術者のためのビジネススキル」は一年を通じて学びます。
- 全学期を通じて学ぶもの
- 日本語(日本語能力試験3級から4級を目指します)
- IT技術者のためのビジネススキル
- 第1四半期:Core Part
- PhilNITS FE level、日本における基本情報処理技術者に準拠した過程を学びます。
- 第2四半期:Common Part
- PhilNITS SW level、日本におけるソフトウェア開発技術者に相当する過程を学びます。
- 第3四半期:Specialist Part
- Application Development, Network Systems, Embedded Systemsの各専門課程に分かれます。
- 第4四半期:Specialist Part
- Application Development, Network Systems, Embedded Systemsの各専門課程に分かれます。
| 科目名 | Q1:Core Part | Q2:Common Part | Q3:Specialist Part | Q4:Specialist Part | 合計 |
|---|---|---|---|---|---|
| IT関連科目 | 252 | 252 | 258 | 258 | 1020 |
| IT技術者のためのビジネススキル | 48 | 48 | 42 | 42 | 180 |
| 日本語 | 100 | 100 | 100 | 100 | 400 |
| 合計 | 400 | 400 | 400 | 400 | 1600 |
2.ショートコース(パートタイム)研修
本プロジェクトで供与された機材や技術移転内容を活用し、フィリピン側で独自に企画運営しているコース群です。産業界からの「1年間のフルタイムコースは、従業員を参加させるには長期間すぎる。現業を持つエンジニア向けの短期間コースを設定してほしい」というニーズを受けて開設されたものです。潜在的な需要を掘り起こせたことが順調な稼働状態に繋がり、UP-ITTCの重要な収入源の一つとなっています。
主に現職のIT技術者に対して、平日夜間や週末(土曜)などに、Javaプログラミング、オブジェクト指向分析・設計、ネットワークマネジメント、プロジェクトマネジメント等の研修を実施します。講師をフィリピン大学教職員やUP-ITTC講師、外部(産業界)から招聘したエンジニアが勤めており、受講料金も他大学や研修機関の行っているものより割安となっています。
- ショートコース(パートタイムコース)解説(英文)
- UP-ITTCショートコース開催実績(日本語)
参加資格は、4年生大学を卒業していること(登録時に証明書コピーの提出義務あり)、およびコースに先立って行われる適性試験(Verbal Proficiency、Reading Comprehension、Mathematics、Logical Reasoning。全体で90分。受験料50ペソ)を通過することです。なお、教育関係者と政府関係者には10%の割引が適用されます。なお、最小実施人数に満たない場合コース実施はキャンセルとなり、料金は返金されます。なお、受講料金には、教材、トレーニングキット、受講証明書発行料金、朝食、昼食、軽食を含みます。
3.特別セミナー
フルタイム研修コースの研修生や現職IT技術者に対して、著名な研究者や企業人を招き、特定のトピックに関する特別コースを1日〜数日間実施します(開催時期などは適宜調整)。また、APEC-IT研修のように、他団体が実施している研修の中で講師を務めることもあります。
- 2008年2月12日から13日:You Converge (Youth Convention on Emerging Technologies) 2008
- 2007年12月13日から14日:APEC-IT研修(National Computer Center)
- 2007年9月11日から14日:Y4IT (Philippine National Youth Congress for IT)
- 2007年2月19から20日:YcIT (Youth Conference in Information Technology)
- 2007年1月18日から19日:APEC-IT研修(UP-ITTC)
- 2006年10月19日から20日:APEC-IT研修(Tarlac State University)
- 2006年9月13日から15日:Y4IT (Philippine National Youth Congress for IT)